二重反転式ブラシレスモータです。
Lipo3セルで20-25A、1000ｇ程度の推力が出ます。　
推力は使用するペラによりますので調整して下さい。8040ペラ双発で300W入れば推力は1000ｇを越えます。
（負荷をかけすぎると反動トルクが消せなくなります。軽い設定の20-25Aアンプを2個ご使用下さい。）

複雑なメカは一切不要で二重反転動力を得る事ができます。シンプルに高精度な回転数を得られる電動ブラシレスモータならではの最新技術！
斬新なレシプロ機に搭載して趣あるサウンドをお楽しみ下さい！

特性の揃った同じメーカのアンプを使わないと同調せず反動トルクが発生する事があります。　
特にスローではオートカットやブレーキ設定が異なりますと予測不能な反動トルクが発生します。
またバッテリーは一本として下さい。2本で個別に駆動すると偏差が出てカウンターコントロールが不可能となります。

テクニカルな上級者向けですが、実験ではアンプのBECを使用せずに外付けBECとした方が
反動トルクの影響が少ないです。
ジャイロで安定化させるなどお奨めですが、プッシャー方式だと反動トルクの影響は殆ど出ないようです。


※3セルにおいて　1550KV、1700KVの差は殆どありませんが、2セルを使う場合は1700KVの方がパワーが出ます。
使用するESCアンプは、20A前後の余裕あるものが良いです。推奨品があるのでお問い合わせ下さい。
（多発で4発以上を使う場合は、受信機の連結出力、ファンアウトにご注意下さい。）

■Motor　Specification (KV1550）
Dimension: 23mm x 54mm
Weight: 73g (including 8040prop spinner & mount)
Diameter of shaft: 3.0mm
Max Power: 150wx2≒300w
Input　 Amps: 13.5Ax2=27A
Input　battery: 2〜3 Li-Poly


■Motor　Specification (KV1700）
Dimension: 23mm x 42mm
Weight: 64g (including 8040prop spinner & mount)
Diameter of shaft: 3.0mm
Max Power: 135wx2≒270w
Input　 Amps: 12.5Ax2＝25A
Input　battery: 2〜3 Li-Poly


メタルスピナが付属しています。カウンタートルク相殺のため過負荷は禁物です。
負荷は軽めにして
同じサイズのペラ、特性の揃った同じメーカのアンプをお使い下さい。


*軽負荷の設定例。汎用プロペラを改造して装着する事が可能です。
(1)GWS3ブレードペラ7035の場合　3セル10Ax2≒220W　推力800ｇ前後
(2)APC2ブレードペラ7050の場合　3セル12Ax2≒264W　推力850g以上




プロペラ後流の影響を受けないプッシャー推進式の方が二重反転では安定するようです。
実験でプッシャー推進式の反転差動を飛行中に変化させてみましたが、問題なく安定していました。
プロペラ破損などのトラブル、ストレスにも強いです。
トラクタ式ではトルクにストレスを受けると不安定になります。
（両方の回転数が全域で同じになると限らないからです！）

こちらの動画はトラクタ式の成功例です。



GWSの3ブレードペラ7035、軽負荷のデータ。